海外展開や新規事業を考えたとき、「本当にやるべきか」をどう判断していますか?
海外展開や新しい事業の話が出ると、
多くの経営者が同じところで立ち止まります。
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市場はありそうだが、確信が持てない
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調べれば調べるほど判断が重くなる
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やる/やらないを決めきれない
これは能力の問題ではありません。
判断材料が「事業として整理されていない」だけです。
「調査」は、実は経営判断のための装置です
ものづくり補助金のグローバル枠②(実現可能性調査)は、
単なる市場調査ではありません。
本来の役割は、
この事業に、次の一手を打つ価値があるかを見極めること
にあります。
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想定している市場は、本当に狙えるのか
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自社の体制で、現実的に動かせるのか
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仮にうまくいかなかった場合、どこで撤退判断をするのか
こうした点を、
「感覚」ではなく「設計」として整理するための制度です。
多くの経営者がつまずく3つのポイント
実務で見ていると、つまずくポイントはだいたい共通しています。
① 市場の話が大きすぎる
市場規模は大事ですが、
それだけで事業は動きません。
重要なのは、
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今の事業とどうつながるか
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最初の一歩をどこに置くか
最初に“触れる場所”が見えていない事業は進まない、
というのが現実です。
② 「誰がやるか」が曖昧なまま進む
事業計画が止まる原因の多くは、ここです。
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日本側で何をやるのか
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海外側で何を任せるのか
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いつまでに、どこまで進めるのか
結局、
「誰が・いつ・何をやるのか」
が曖昧だと、判断もできません。
③ 補助金の先が考えられていない
調査が終わった後、どうするのか。
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次の投資に進むのか
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別の制度につなぐのか
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今回は見送るのか
この出口を最初から想定しておかないと、
調査は「やっただけ」で終わります。
採択はゴールではなく、判断材料が揃った状態
補助金が採択されること自体に、
大きな意味があるわけではありません。
重要なのは、
経営として判断できる材料が揃ったかどうかです。
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やるなら、どこまでやるのか
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やらないなら、なぜやらないのか
これを言語化できた時点で、
調査は役割を果たしています。
同じような検討をしている経営者の方へ
海外展開や新規事業は、
「勢い」で決めるものでも、
「慎重になりすぎて止める」ものでもありません。
必要なのは、
冷静に判断できる設計を一度つくることです。
当社では、
補助金ありきではなく、
事業として成立するかどうかを整理する支援を行っています。


