賃上げは、制度対応でも義務でもありません。
企業価値を高めるための「設計課題」です。
最低賃金の上昇、採用難、人材の流動化。
外部環境は確実に変化しています。
しかし多くの企業が、
・補助金要件に合わせるための賃上げ
・利益構造が伴わない昇給
・組織設計を伴わない人的投資
を行い、結果として経営を圧迫しています。
コインバンクでは、賃上げを単体で扱いません。
事業設計・組織設計・資金設計を統合した「経営設計」の一部として扱います。
なぜ今、賃上げは「制度対応」では足りないのか
最低賃金は今後も段階的に上昇していきます。
人的資本開示の流れも加速しています。
この環境下で、
「補助金が出るから賃上げする」
「他社が上げているから上げる」
という判断は危険です。
重要なのは、
付加価値が先か、賃上げが先か。
賃上げを実行する前に、
企業の収益構造・役割分担・投資回収を設計する必要があります。
よくある失敗パターン
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補助金の賃上げ要件だけを満たす
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売上増加を前提にしない昇給
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組織設計を伴わない設備投資
これらは一時的に条件を満たしても、
持続的な企業価値向上にはつながりません。
賃上げは「コスト増」ではなく、
企業価値を高める投資である状態を作ることが本質です。
コインバンクの人的投資設計
私たちは、賃上げを次の4領域で設計します。
1.事業設計
付加価値の源泉を明確化し、
一人当たり付加価値を高める構造をつくります。
2.組織設計
役割定義・評価軸・権限設計を整理し、
賃上げが機能する組織構造を構築します。
3.資金設計
補助金を使うべきか、使わないべきか。
使う場合の最適制度選択と、使わない場合の資金回収計画を設計します。
4.将来設計
賃上げが将来の企業価値や出口戦略にどう影響するかを整理します。
賃上げは、これらを分断せずに扱う必要があります。
補助金を使うか、使わないか
補助金の賃上げ要件は年々厳しくなっています。
従業員10名以上の企業では、
・賃上げ幅が大きい
・複数年縛りが重い
・人件費増加が固定費化する
という理由で「割に合わない」と感じるケースも増えています。
私たちは、制度に合わせるのではなく、
投資が回る構造であれば補助金を使う。
回らないなら無理に使わない。
という判断を行います。
補助金は手段であり、目的ではありません。
対象となる企業
本設計は、主に以下の企業を対象としています。
・従業員10名以上
・年商1億円以上
・200〜500万円規模の投資を検討中
・賃上げ条件に不安を感じている
小規模な単発対応や、制度申請のみのご相談は原則としてお受けしていません。
支援の進め方
人的投資設計は、経営設計パートナーリングの中で提供しています。
主な流れは次の通りです。
1.現状分析(付加価値・人件費構造)
2.投資回収シミュレーション
3.組織設計・役割再定義
4.賃上げ実行計画の策定
単発のアドバイスではなく、
投資と組織を統合した設計を行います。
単体での支援は行っていません
「賃上げだけ」の支援は行っていません。
賃上げは経営設計の一部であり、
単体で切り出すと最適解にならないためです。
人的投資設計は、
経営設計パートナーリングの中核機能の一つとして提供しています。
